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特別支援学校には様々な障害を持った児童生徒が通ってきており、授業も形態も全体、クラス、グループ、個別など様々な形態で行われています。教科の方も一般の学校のような「国語」「数学」といった分け方に留まらず複合的な内容での授業展開も多く見られます。
そのような中、「国語」「数学」的な内容および「自立活動」的な要素を加えた内容を「課題別学習」という枠組みで授業を展開している学校があります。個々の児童生徒の進度や課題に合わせた内容を題材にしているのが特徴です。ただ児童生徒の実態に即して行うことが前提であることから、その内容は、それぞれの児童生徒に合わせたものを用意する必要があります。
しかし毎度の授業に向けて、児童生徒に合った題材を準備するのは容易なことではありません。限られた時間の中で、教材を考え、作り上げていくのはそれなりに大変なことであります。そこで様々な先生方が今まで実践されてきた工夫を集め、それらを共有化することにより、教材の選択の幅を広げ、より課題に合った授業を作っていけたらと考え「課題別図書館」構想が生まれたのです。
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