| 手元を見て集中して作業をすることを目的にして２学期の課題別学習で行いました。１週間４回の課題別のうち半分以上の時間をかけて取り組みました。スウェーデン刺繍用の布地と25番の刺繍糸を使い、５人の生徒のうち一人だけは一番布目が小さいもの、４人は一番布目が大きいものを使用しました。初めのうちは全員一目ずつ針ですくってまっすぐ刺していく基本的な刺し方をしていきました。基本の刺し方に慣れた何人かの生徒は、簡単な模様になるような刺し方（写真参照）にも挑戦しました。配慮したことは、針ですくう布目にチャコペンでしるしをつけて、どこをすくうかわかりやすいようにしたこと、また、生徒によっては、針穴からすぐに糸が抜けてしまうので針から糸が抜けないように、糸を結びつけたこと、同じ作業の連続になるので集中を欠いてしまうこともあり声かけをしたこと、などです。生徒によっては、普段はあまり集中できない生徒でもこの作業については予想よりも集中して何目かを一緒に針でさすことができるなど、それまでわからなかった生徒の力を確かめることができました。 |
